サポート概要
広島市安佐北区へ訪問サポート。既に設置されているBUFFALO製「WHR-300HP2」のWi-Fi機能が故障した為、無線ルータを交換してほしいとご連絡をいただきました。
BUFFALO WSR-2533DHPL
APモード設定
NTTのONUにプロバイダ情報は設定されているので、BUFFALO WSR-2533DHPLをAPモードで接続します。
接続方法は、背面にスイッチがあるので切り替えます。スイッチは、上下に2個あります。上のスイッチを、「AP」に合わせます。下のスイッチは「MANUAL」に合わせ、Wi-Fi機器の設定を変更すればインターネットができます。
ルータ管理画面へのアクセス その1
スイッチ設定だけでは、ルータ管理画面へのアクセスができません。ファームウェアの更新もできません。
そこで、BUFFALO WSR-2533DHPLの設定を変更します。作業前に、現在のIPアドレスを調べておきましょう。
方法は、Windowsの場合。Winキー+Rを押すと、「ファイル名を指定して実行」ウインドウが出るので、名前の部分に「cmd」と入力しおてエンターキーを押します。すると黒色のウインドウが出るので、「ipconfig」と入力します。確認しておく場所ですが、「IPv4 アドレス」に記載されている数字です。
Macの場合。ターミナルを起動させて「ifconfig」と入力すれば、IPアドレスを確認できます。
ルータ管理画面へのアクセス その2
アクセス元となる、PCの設定を変更します。
コントロールパネルからネットワークと共有センターへ。アダプターの設定の変更を選択して、イーサネットを右クリック。インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)を選択して、プロパティをクリック。
デフォルト設定だと、IPアドレスを自動的に取得するになっていると思います。ここを変更します。次のIPアドレスを使うに切り替えます。
- IPアドレス:192.168.11.xxx (xxxの部分は、1と100以外を指定)
- サブネットマスク:255.255.255.0
入力し終わったら、「OK」をクリックします。
ブラウザを起動させて、アドレスバーに「192.168.11.100」と入力すれば、BUFFALO WSR-2533DHPLの管理画面へアクセスできます。
ルータ管理画面へのアクセス その3
毎回この方法でアクセスするの面倒なので、NTTのONUから払い出しされるIPアドレスに、BUFFALO WSR-2533DHPLを合わせます。
デフォルトで設定されているIPアドレスは、「192.168.11.100」です。このIPアドレスを、「192.168.1.100」などに変更します。
続いて、「拡張設定」も変更します。
- デフォルトゲートウェイ:192.168.1.1
- DNS(ネーム)サーバーアドレス:(プライマリー) 192.168.1.1
設定は以上です。
「ルータ管理画面へのアクセス その2」で設定した、「次のIPアドレスを使う」を「IPアドレスを自動的に取得する」に戻しておきましょう。
ブラウザを起動させアドレスバーに192.168.1.100でアクセスできれば成功です。
最後に、BUFFALO WSR-2533DHPLのファームウェアを更新しておきましょう。
上で設定した「拡張設定」が正常であれば、オンライン更新できるようになっています。
もし、オンライン更新できない場合は「拡張設定」が間違ています。それか、USBメモリに最新のファームウェアを公式サイトからダウンロードしてフライン更新する方法でもいいと思います。
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