Panasonic Let’s Note CF-B11 ハードディスク交換とOS再セットアップ。

Panasonic Let's Note CF-B11

サポート・作業内容

広島市東区のお客様より動作不調のPanasonic Let’s Note CF-B11の診断と改善依頼です。症状は、起動直後に完全フリーズ。何も受け付けてくれません。

Panasonic Let’s Note CF-B11

生産は既に終了していますが、性能は十分。まだまだ使えます。

PC診断

Panasonic Let's Note CF-B11 ハードディスク交換

症状からして、ハードディスクにダメージがあると思い、PCからハードディスクを取り外して診断。ハードディスクは、バッテリーパックの横にあります。ネジ2本外せば簡単に取り外しできます。

検証用のPCへ接続してテスト。ドライブとして認識されているので、ハードディスク内へアクセスできるのですが、しばらくするとハードディスクから異音が発生。こうなると、異常に読み込みが遅くなり、何もできない状態に。

結果として、ハードディスクの寿命のようです。このまま使うことはできないので、ハードディスクを交換するしかりません。しかし、ハードディスク内に保存されたデータが必要だった為、ハードディスクの交換だけでなく、ハードディスクを修復してデータを救出してからのハードディスク交換とOSの再セットアップ、救出したデータの移行という流れになります。

データ救出

日数にして3日。データ量にして350GB。お客様が必要されているデータを98%救出できました。一部は破損しており、読み取り不可。ただし、どうしても必要なデータは無傷だったのでよかったです。

Panasonic Let’s Note CF-B11 ハードディスク交換

Panasonic Let's Note CF-B11 ハードディスク交換

HDDとSSD どちらにするかお客様に選択していただいた結果、HDDで交換することになりました。

用意したハードディスクは、「HGST製 1TB 0S03565」。既存ハードディスクより、少しでも高速なものにしました。ハードディスクの厚みは9.5mm。既存ハードディスクも9.5mmです。7.5mmでも大丈夫だと思いますが、厚みが足りないので緩衝材などを入れる必要があると思います。

Panasonic Let’s Note CF-B11 再セットアップ

付属の再セットアップディスクをセットして、手順通りにOSをインストールします。ダウングレード版のPCでしたので、OSはWindows7でした。ディスク3枚を入れ替えてリカバリ完了です。

救出したデータを元の配置場所へ戻して作業完了です。

Panasonic Let's Note CF-B11

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