サポート・作業内容
BUFFALO ポータブルハードディスク「HD-PNT1.0U3」にアクセスできなくなったとご連絡いただき訪問。一応、認識はしていましたが、アクセスすると「パラメーターが間違っています」と表示され、保存したデータを確認することができませんでした。
HD-PNT1.0U3 分解
復旧には時間がかかるので、お預かりしての作業です。
持ち帰り、作業用のPCへ接続すると上記の様に「パラメーターが間違っています」とエラーがでます。復旧作業に入る前に、問題ハードディスクのイメージデータを別のハードディスクに作成します。イメージデータを作っておけば、もしもの時にオリジナルハードディスクは無傷なので何度でもトライ可能。
USB接続での復旧作業は時間がかかり非効率なので、HD-PNT1.0U3を分解して中のハードディスクを取り外します。
ネジは一切ありません。ツメで固定されているだけです。正直、これで耐衝撃になるのかと思う作りです・・・。
問題のハードディスクを作業用のPCにSATAで接続。イメージデータを作成します。容量にもよりますが、出来上がるまでに8時間程かかるので放置しておきます。見ててもしょうがないですからね。
HD-PNT1.0U3 復旧作業
出来上がったクローンハードディスクを専用のアプリで保存したデータを取り出せるかテスト。チェックディスクでもしかすると修復できるかもしれませんが、失敗するとデータを壊してしまう恐れがあるので注意が必要です。
直接はアクセスできませんでしたが、データは全て無事でした。総容量900GB。全てのデータをバックアップするのに、12時間程かかりましたが、エラーもなく無事救出できました。
バックアップデータを元のハードディスクに書き込み、お客様に納品。念のために救出したデータは一時的に保管。
ハードディスクの中身は、仕事のデータ満載でしたので、復旧できて本当によかったです。
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