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作業内容
社内ファイルサーバー用にPCの組立。ファイルサーバーとして稼働するので、HDDのミラーリングや、UPSの設定。使用するOSはWindows 8.1 Pro 64Bitです。
PCケース
PCの性能も大事ですが、ケースも大事です。いかにメンテナンスしやすいか、拡張性はあるか。
選んだケースは、E-ATX規格対応の「Corsair Graphite 760T White Windowed CC-9011045-WW」とにかくデカい!価格は2万円以上。ケースを開けるのに、ネジを外す必要なし。水冷仕様にだって余裕で対応。強度もあります。ケーブル類は裏配線しやすいように作られています。HDDは下部に、6台設置できるようになっています。
今回、HDDを6台組み込むので丁度いい。1台はOS用。5台はRAID用。
PC組み立て
組み立ては、お客様と一緒に作業しました。とても興味のある方で、説明しながら組み立てました。
作業が進むにつれ、早く電源を入れたいという衝動に駆られますが、焦りは禁物。配線は間違っていないか。ケーブル類がしっかりと接続されているか。全面パネル(電源スイッチ、リセットボタン、HDDアクセスランプなど)の取り付けミスはしていないか確認。
PC起動とWindows 8.1 インストール
組み立てあがったので、動作確認。毎回、緊張します。
光学ドライブに、Windows 8.1をセットして起動。あとは指示通りに進めていきます。インストールが終わり、Windowsが起動したらネットワークドライバをマザーボードに付属してしるDVDからインストール。Windowsのアップデートを済ませてから、各種ドライバをインストール。
ファイルサーバー構築
HDD 5台をWindows 8.1の記憶域プールを使って、お客様のご要望通りRAID5になるように「パリティ」で設定しました。
HDDはいつものWD Redを使用。容量は4TB×5台。こまかな設定は、PowerShellを使います。
ドライブ自体を共有させ、アクセス権限を設定。社内のPCからアクセスできるように設定。
最後に、忘れてはいけない無停電装置の設置と設定。こちらもドライバをインストールと管理ツールのインストール。管理ツール動作設定をして作業完了です。
おわりに
久々の1から組み立てだったので、本当に楽しい仕事でした。
ファイルサーバーの構築の理由は、BuffaloのNASの動作が遅い。NASに使用されているHDDに信頼性がない。それに比べ、今回構築したファイルサーバーの動作良好。ネットワーク上でのデータのやりとりも以前に比べ転送速度アップ。作業効率アップです。
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