Stop 0x000000ED Windows XP エラーで起動できない。

Stop 0x000000ED Windows XP エラーで起動できない。

広島市中区へ訪問サポート。

Windows XP起動中にエラーが発生しているのか、再起動を繰り返す。と、ご連絡をいただき出動。

症状を確認してみると、ブルースクリーンが一瞬出て再起動している。これではエラーコードが分からないので、F8キーを連打して「詳細ブートオプション」を起動。「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」を選択。これで確認ができる。

エラーコードは、「Stop 0x000000ED」 HDDのエラーです。

IDE ディスク ドライブの読み取りパターンの最適化が原因で、ディスク上のデータの書き込み場所に応じてディスクの書き込み速度を可能な限り速いレベルに保つために、キャッシュ ルーチンが無効なデータを書き込むことがあります。これによってタイミング ウィンドウが開かれ、このとき書き込みが完了していないと、NTFS ファイル システムの重要なテーブルが破損する可能性があります。

この状態では、セーフモードも同様にブルースクリーンになり起動できない。

幸いBTO PCでしたので、購入時に付属のWindows XPのリカバリディスクから起動させて、回復コンソールを使って修復します。起動するまで結構時間がかかりますが、辛抱。

ここで試しに、dirを使ってドライブ内を確認。全く読み込めませんね。

chkdskを使って、HDDを修復します。

chkdsk /r

修復が終わるまで時間がかかります。ただ、焦らずに待つ。0%~50%まで中々進まない。50%~100%まで一瞬で完了。

では、dirを使ってHDD内の表示ができるか確認してみましょう。

Stop 0x000000ED Windows XP エラーで起動できない。

表示できました。Windows XPのリカバリディスクを抜いて、再起動。Windows XPが起動できるか確認。きっと起動できるはず!

Stop 0x000000ED Windows XP エラーで起動できない。

正常に起動。無事修復できました。その他にメモリのチェックもしておきました。

バックアップを暫くされていなかった様なので、すぐにでも必要なデータをバックアップして下さいと告げ、撤収。

まとめ

この症状が出る前に、電源を根元から切ったそうです。これはマズイです。最悪、HDDが物理破損してしまう場合もあります。もし物理破損の修復になると数十万かかりので注意して下さい。

もうどうにもならないと思った時はしかたありませんが、無闇に強制終了はしない様に。

電源が切れるまで待つのが面倒。元を断つ方が早いって考えの方は自己責任で・・・。

今回は、chkdskを使って「Stop 0x000000ED」を無事修復できたのでよかったですが、うまくいかない事もしばしば。

うまく修復できな場合は、HDDが壊れているかもしれません。購入店に持ち込んでHDDの交換、または自力で交換。あとはリカバリで元通り。

日頃からバックアップをしっかり取っておきましょう。

Stop 0x000000ED Windows XP エラーで起動できない。

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