
dynabook AZ35 トラブル診断
広島市安佐北区へ訪問サポート。依頼内容は動作不調のTOSHIBA dynabook AZ35の診断です。症状として、Windows10起動までに時間がかかるようになった。特定のアプリケーションで日本語入力をするとフリーズを繰り返すよになった。
HDD 故障
診断ツールで確認したところ、HDDの故障。良くなることはなく、症状は悪化していき最終的に動作しなくなってしまいます。動作しなくなる前に、必要なデータを回収します。
HDDの故障は突然やってくるので、後悔する前に必要なデータは定期的バックアップをしておきましょう。USBメモリなどではなく、外付けのHDDなどにバックアップ。
TOSHIBA dynabook AZ35 分解

最初にバッテリーを外しておきましょう。バッテリーの取り外し方は、バッテリー付近の2本のネジで固定されています。
本体底面の目に見えるネジを全て外す。メモリスロット内にも裏蓋を固定するネジがあります。全て外せば、裏蓋が外れます。
SSD換装

シリコンパワー製 A55 256GBを用意しました。
換装前に、以前の環境をクローン化します。データ量は、50GB前後だったので、SSDの容量は256GBで十分でしょう。あと、出来るだけ安くとお客様のご要望も理由の一つです。

クローン化中にエラー通知がいくつかありましたが、最悪リカバリーしてしまえばいいですし、必要なデータは全て回収できたのでなんとかなります。
換装後、組み立て直して動作確認。
SSD換装後の環境
起動することができました。いくつかエラーがありましたが、全て修復することができました。PC自体、事務作業であれば十分な性能。
SSDへ換装することで当然ですが、以前とは比べ物にならないくらい高速に動作するようになりました。日本語入力もフリーズすることなく入力できるようになりました。
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