I-O DATA HDL2-A NAS ハードディスク故障。RAID1環境でのデータ救出。

     

I-O DATA HDL2-A Seagate 分解

サポート内容

東広島市安芸津町の法人様からの依頼です。内容は、I-O DATA HDL2-A NAS (LAN接続型ハードディスク)が起動しなくなり、アクセスが全くできなくなった。保存したデータを復旧してほしいとご連絡いただきました。

I-O DATA HDL2-A

2台のハードディスクに同じ内容のデータが保持されるミラーリング (RAID1) でのご利用でしたので、どちらか片方が故障しなければ、データは守られる可能性があります。ただし、今回のケースはNAS自体が起動できません。

I-O DATA HDL2-A 診断

I-O DATA HDL2-A Seagate データ復旧

動作不調が暫く続き、最後はデータを保存したフォルダにアクセス不能となりお客様側で復元ソフトなどを使用してデータの復旧を繰り返しされ、データの一部は出てくるが保存したファイル名で出てこない。その内、NAS自体起動不能となりました。

診断するにも時間がかかる為、お預かり。分解して直接ハードディスクを調べます。

ハードディスク2台の内、1台物理破損していました。もう1台にも少々ダメージがありましたが、復旧可能。ただし、このままWindows PCに接続しても認識はするもののフォーマットの種類が違うので扱えません。

そこで、Ubuntu (Linux)の登場なのですが、接続しただけではRAID環境のハードディスクは認識できないので、必要なアプリケーションをいくつかインストールする必要があります。

I-O DATA HDL2-A Seagate RAID1

破損している箇所があったので、修正しつつUbuntuで認識できるように設定。

Ubuntu RAID 1

I-O DATA HDL2-A Seagate RAID1 データ復旧

無事アクセス可能となり、フォルダ内のデータは全て無事でした。容量にして約90GB。何があるかわかりませんから、すぐに別のハードディスクへ丸ごとコピー。これで安心。

できれば、動作が変だな。いつもと違うなと思った時点でバックアップしておきましょう。ミラーリングしているから大丈夫と思うかもしれませんが、ハードディスクは消耗品。いつ壊れてしまうかわかりませんから。あと、年数が経っている場合は要注意です。3年位を目途にハードディスクを交換するといいかもしれませんよ。