サポート・作業内容
広島県安芸高田市より、郵送されたUSBメモリの診断と復元作業。症状は、USBメモリに保存ファイルが全て文字化け状態。
USBメモリの診断
届いたUSBメモリの診断です。お客様の説明によると、作業中にUSBメモリの接続が切れて、再度接続すると今回の様な状態になってしまったそうです。PCへ接続すると、ドライブ名が文字化け。USBメモリ内のファイルも全て文字化けしていました。
おまけに、10秒程で接続が切れてしまい、認識不可の状態になります。なんどやっても症状は同じです。復旧作業をしたくてもできない状態。そこで、Windows機からLinux機へ移動。
Linux機でも症状は同じで、USBメモリ内のファイルを確認することができませんが、USBメモリのイメージデータは作成可能。作業を開始する前に、バックアップを取っておきます。
非常にゆっくりですが、イメージデータ完成。できあがったイメージデータをマウント、または別のUSBメモリへイメージを書き込みます。
あとは、どのPCからでも確認可能となります。接続が切れてしまうこともなし。
文字化けしたUSBメモリの復元
イメージ内容は、この状態です。フォルダを開くことすらできません。ここから復元作業開始。
断片化がきになりますが、構わず作業を勧めます。
全てのファイルが無事だった訳ではありませんが、復元できるものは全て取り出しました。
容量にして、250MB程。復元したファイルをお客様に確認していただき、後日発送。
到着後、お客様から「ほとんどのファイルが復元されていました。しかし、必要なファイルは復元されていませんでした」と、ご連絡をいただきました。残念ですが、仕方ありませんね。
これを機会にUSBメモリへのバックアップはされない方がいいかなと思います。USBメモリはバックアップに向いていませんので、ハードディスクやクラウドサービスを使った方がいいでしょう。
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