
NAS導入
広島市安佐北区へ訪問サポート。普段使用されている事務PCに共有フォルダを作成して、社内のデータを一元管理されていました。データのバックアップは取っていない状態で、RAIDを組んでいないのでHDDが故障すればデータは消えてしまいます。そんな不安を解消したいとNASを導入することになりました。
Synology NAS

今回導入するNASは、Synology製「DS223j」になります。保存用のHDDはWD Red Plus(CMR) 1TBを2台。
常時稼働させる訳ですから消費電力が気になると思います。DS223jの消費電力は4W(アイドル)、16W(負荷時)と省エネです。
データ移行と設定

事務PCに保管されているファイルを全てNASへ移行。RAID1で作成しているので、ファイル消失のリスクを低減できます。
必要とされる設定は、社長専用フォルダ、個人用フォルダ、社内共有用フォルダ、FAX受信用フォルダを作成し、アクセス権限を付与。DSM管理画面から容易にアカウントの追加・アクセス権限を調整できます。
FAX受信ファイルを事務PCに保存されているときは、保存されていないことが多々あったようですが、NASへ変更後は正常に保存され問題解決です。
Synology NASでできること
Synology NASでできる事を、簡単にまとめてみました。DS223jは、「Container Manager」を利用できるので、Dockerもいけます。
ファイル共有
NASに共有フォルダを作成し、そこにファイルを保存することで、複数の端末からファイルを共有することができます。
バックアップ
重要なデータをNASにバックアップすることができます。
メディアサーバー
NASをメディアサーバーとして活用して、音楽や動画をストリーミング再生することができます。
クラウドストレージとの連携
Synology NASをクラウドストレージと連携して、ファイルの共有や管理を効率化することができます。
その他
VPNサーバーやウェブサーバーなどの機能を搭載しており、さまざまな用途に活用することができます。
写真・動画の管理
写真や動画を整理・管理するとができます。専用のアプリケーション有り。
ホームサーバー
自宅でWebサイトやメールサーバーを構築できます。
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