サポート概要
広島県安芸区阿戸町へ訪問サポート。機種はDell Precision M3800。OSはWindows10です。依頼内容は、Cドライブの空き容量を示すバーが赤色。残り数GBの容量しかなくとても不安とご連絡をいただきました。
Dell Precision M3800 ストレージ
Dell Precision M3800は、mSATA 250GBとHDD 500GB (オプション)の2ストレージになります。ストレージは、購入時のオプションで変わってきます。内蔵mSATAは128GB~1TBまで用意されているようです。
2ストレージなので、OS以外の各種アプリケーション、ユーザーフォルダなどをCドライブではなく、Dドライブ(HDD)へ保存していれば、多少は違ったと思います。ですが、使用途中から変更するとなると、各種アプリケーションの再インストールが必要になったりと大変です。
おまけに、容量不足になるとPCの速度低下にもつながります。不要なアプリケーションなどを削除、ゴミファイルの削除を行いましたが焼け石に水。1GB程しか稼ぐ事が出来ませんでした。
そこで、SSDの換装です。今より容量の大きなSSDへ交換しましょう。
Dell Precision M3800 SSD換装
通常の2.5インチSSDではなく、ケーブルを使う必要がないmSATAになります。
Samsung製の840 EVO mSATA 500GBを用意しました。
Dell Precision M3800は交換がとても簡単。裏蓋のネジを外すだけです。通常のプラスドライバでは外せません。トルクスドライバーが必要になるので注意です。隠しネジ?というわけではないのですが、真ん中のシルバー部分の下に2本ネジがあります。
コネクターを外せば、mSATA接続のSSDが出てきます。取り外したSSDは、USB接続できるように変換し、クローン化します。
SSD換装後はクローン化
元の環境を新しいSSDへ移していきます。HDDだと200GB以上のデータを移すとなると時間がかかりますが、SSDなので30分程で完了。
交換後の動作ですが、一部のアプリケーションで再認証が必要になりましたが、それ以外は問題ありませんでした。
SSDの容量不足解消となりました。
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