SONY VAIO VPCF118FJ/Wを分解して内部クリーニング。

SONY VAIO VPCF118FJ/W

サポート・作業内容

北海道釧路市からやってきた、SONY VAIO VPCF118FJ/W。動作中の音がきになり、パソコンクリーニンのご依頼です。

到着後の動作確認

陸路を4日かけてやってきたVAIOさん。到着後、すぐに動作確認。もしもの事があってはいけませんからね。動作は良好でした。

しかし、お客様が仰る通り動作中の音がきになりました。外気温が上がったこともありますが、起動直後はそうでもないのですが、しばらくするとファンが高速回転。排熱口に手をあてると、正常に排熱されていれば手に風を感じられるのですが、ほとんど感じない・・・。がんばってファンを回しているのに、排熱されないで内部に熱が溜まっている状態。

SONY VAIO VPCF118FJ/W 分解

SONY VAIO VPCF118FJ/W 分解

ではでは、バッテリーを外して手術開始です。ネジを外したら、裏蓋を左側から外していきます。組み立てる際は逆の右側から裏蓋を取り付けていきます。

写真の右上にファンと排熱口があります。ファンを取り外すには、CPUとGPUに取り付けられているヒートパイプを外す必要があります。

SONY VAIO VPCF118FJ/W クリーニング

SONY VAIO VPCF118FJ/W 分解クリーニング前

ホコリが溜まってます。右側部分のホコリは厚さ2mmはあるんじゃないでしょうか。これじゃ排熱できませんね。それに動作中、音が気になってしょうがないでしょう。ホコリを取り除き、ファンに付着しているホコリも除去。

SONY VAIO VPCF118FJ/W 分解クリーニング後

明らかに違います。元はこんなにも綺麗です。これで動作中の音は静かになるはずです。

SONY VAIO VPCF118FJ/W 熱伝導グリス

SONY VAIO VPCF118FJ/W 分解クリーニング。CPU GPU 熱電伝導グリス塗り直し

ヒートパイプを外すと、CPUとGPUの熱伝導グリスを塗りなおす必要がります。作業前に準備しておきましょう。カピカピになった元の熱伝導シートを取り除いてから、新たに塗ります。これが結構手間!!

最後の行程は組み立て。取り外したプラグの差し込み忘れが無いように確認しながら元の状態に。

動作確認もしっかりと。CPUとGPUに負荷をかけてテストしましょう。お客様に完了報告をすませ、VAIOさんはトンボがえり。

SONY VAIO VPCF118FJ/W

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