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作業内容
Windows XP環境をそのまま新しいPCへお引越し。Windows 8.1 Pro に搭載されているHyper-Vを使って、仮想環境の構築とバックアップ環境の構築。
問題のWindows XP機
長年使ったWindows XP環境を使い続けたいが、パソコン本体が古くなり故障する可能性がある為、早急にどうにかしたいとご連絡をいただきました。パソコン本体は、既に8年近く稼働。CPUは懐かしのPentium4。HDDはIDE接続です。最近になり、電源が入らなくなったり、USB機器を接続しても反応しなかったり、動作中に電源が落ちたりとその他にもトラブルが発生。
おまえけに、社内の会計と見積もりを管理しているサーバー機です。インストールされているアプリケーションが、対応OSがWindows XPまで。また、一般に市販されているアプリケーションではない為、アップデートや、最新OSへの対応は皆無。
このPCが止まると仕事も止まってしまいます。その他に、社内複合機のスキャナ、FAXデータが保存されるようになっていました。
そこでご提案したのが、仮想環境の構築です。
Windows XP 仮想環境
Windows XP機のHDDはまだ問題ない状態でしたので、HDDイメージを作成してHyper-Vで動作するように変換と動作確認。
仮想環境を構築するにあたり、PCを新しくする必要があります。組み立てもご依頼いただきましたので、パーツを取り寄せて組み立て。
HDDは3台。1台はOSやアプリケーションのインストール用。2台は、バックアップ用(ミラーリング)。
設置後、以前の環境(Windows XP)のメールアカウント、メールデータ、個人用データを新しい環境へ移行。いままで一切バックアップを取られていなかったので、これからは自動でバックアップする様に設定。その他のPCからもアクセスしてデータを保存出来る様に設定。いままで本当に運がよかったと言うか、トラブルがなかったんですね・・・。
ディスプレイ1台では、操作が難しいと思い保管していたディスプレイをプレゼント。
左側が、Windows 8.1 右側が、以前の環境 Windows XPです。Windows XPの認証は、Microsoftへ電話して対応。
動作確認も無事終わり作業完了!
おわりに
まだまだWindows XP環境に依存している会社って多いのではないでしょうか。新しいPCに変えたいけど、アプリケーションが対応してないから、移行できない!ってこともあると思います。
そんな時は、仮想環境がいいかもしれません。と言っても仮想環境も万能ではありませんので、お使いの環境によってはうまく動作しない事もあります。ですが、試してもる価値はあると思います。
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