広島市西区へ訪問サポート。
症状と作業内容
パソコン起動後、しばらくすると勝手に電源が切れる。この症状が出る様になってから、パソコンがとても熱い。原因と改善依頼です。
パソコンが勝手に切れる原因
パソコン内部に溜まったホコリが原因だったり、ハードウェア(ハードディスク・電源)が物理破損していたり、ウイルスなに感染してしまい、正常に動作できない状態だったりと、原因は様々。
まずは、パソコンを開けて確認。開けた瞬間に、「これか!」とわかりました。
原因は、CPUファンが回ってない。手で回してみましたが、スムーズに回らない。
CPUが高負荷になると、温度が上昇します。その為、ファンで冷却しています。ですが、このファンが壊れてしまうと、冷却できない!
温度あがりっぱなしで壊れてしまいますが、マザーボードが危険を察知すると、守る為に電源を切る様になっているので、今回の様に勝手に電源が切れていたのです。
CPUファンの交換
近くのパソコンショップに走り、CPUファンと背面ファンを購入。
作業しやすいように、マザーボード以外のパーツを取り外します。
CPUには熱伝導グリスが塗られているので、綺麗に取り除き、新しいグリスを塗りなおします。
マウンタを取り付け、CPUファンを固定。あと、背面ファンも一緒に取り付け。
CPUへ負荷をかけて動作確認
CPUの温度を上昇させて、電源が勝手に切れないかチェック。しばらく高負荷の状態にしてみましたが、切れない。しっかりと排熱されています。
後日、お客様に確認してみましたが、問題なし。
終わりに
時々でいいので、パソコン内部の状態を確認してみましょう。
もしかすると、今回の様にCPUファンが回ってない!!なんて事になっているかもしれませんし、CPUファンやその他のファンにホコリが溜まり、しっかりと冷却できない状態になっているかもしれません。
パソコンの故障、火災の原因になりますので、ご注意下さい。
買って数年になるけど、一度も開けてクリーニングしたことがないって方は要注意!
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