HDD320GBから1TBへ交換。肝心のリカバリができない。

HDD320GBから1TBへ交換。肝心のリカバリができない。

広島市中区へ訪問サポート。

HDD320GBから1TBへ交換とリカバリです。その他にアプリケーションや周辺機器の設定。HDDはお客様購入。Western Digital 「WD10JPVT」です。

さっそくHDDを交換して、作成されていたリカバリディスク(DVD×5枚)を使ってWindowsを構築していきます。

30分位でリカバリ完了。起動させて初期セットアップです。

が、初期構成中にエラーで進みません。

HDD320GBから1TBへ交換。肝心のリカバリができない。

エラー内容は、「このコンピューターのハードウェアで動作するようにWindowsを構成できませでした。」

そういえば、4kセクターですね・・・。このHDDは。おまけにSP適用前のリカバリイメージ。

アドバンスド・フォーマット4Kセクター HDD

ハードディスク製品の種類の一つで、従来より大きなサイズの物理セクタを採用したもの。セクタはディスクに記録するデータの最小単位で、長らく512バイトだったが、4Kセクタでは8倍の4,096バイト(4KB/4KiB)のセクタを使用する。コンピュータで利用するにはBIOS/EFIやOSが対応している必要がある。

ハードディスクは使用前のフォーマット操作によってセクタ単位に細かく分割されるが、セクタとセクタの間には何も記録されない空白の領域ができるほか、セクタごとに誤り訂正符号(ECC)が付加されるため、セクタの数が多い(セクタあたりの容量が小さい)ほど、本来の記憶容量からのロスが大きくなる。近年はディスクの高記録密度化が進み、こうしたロスが無視できなくなってきたため、物理セクタ容量を4KBに拡張した4Kセクタが登場した。

リカバリできないならクローン化

使用中のHDDを新しいHDDにまるごとコピー。パーテーションは、Cドライブにシステム。Dドライブはユーザーデータの保存。Dドライブはほぼ上限にたっしていました。

HDDの容量にもよりますが、今回の作業は数時間かかりました。

正常にクローン化完了したので、HDDの交換をして通常起動。

が、Windowsロゴが表示したあと、勝手に再起動。これは想定内。よくある事です。Windows7のスタートアップ修復でエラーを修復します。

今度は、Windowsロゴを越えて起動しました。正常に起動している様にみえますが、この状態ではWindowsのアップデートができません。インターネットからダウンロードもできませんし、プチフリしてまともに動作しません。

「現在サービスが実行されていないため、Windows Update で更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。」と表示され実行できません。

インテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジー

インテルの公式サイトからドライバをダウンロードしてインストールします。

インストールが終わったら、PCを再起動。

では、問題の出ていたWindows Updateを確認。エラー表示がなくなりアップデート出来る様になっています。ここまできたらあと少し!

パーテーションの結合。Cドライブのサイズはいままでと同じにして、Dドライブに空き容量を全て割り当て。この作業も時間がかかりましたが、無事完了。

最後は、いつもの様に動作確認を済ませて撤収。

今回は色々と勉強になりましたし、いい経験になりました。

HDD320GBから1TBへ交換。肝心のリカバリができない。

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