広島県廿日市市へ訪問サポートです。
サポート内容
今回は別件でお伺いしたのですが、予想以上に早く完了。作業中、一つ気になったのが動作音と内部温度。動作音がとにかくうるさいのと内部温度。低温やけどしそうでしたので、分解して内部クリーニング。
お客様は「購入した時からうるさかったと思う」と、おっしゃっていましたが、それは多分ナイです!!
あともう一つ、負荷がかかった状態で使用すると電源が落ちてしまう事があるとの事。内部温度が高温になり、パソコンを守る為に電源が切れている可能性大です。
SONY VAIO VPCF118FJ 分解 クリーニング
分解ですが、取り合えず裏のネジを外す。隠しネジ的な部分が光学ドライブの裏側に3本ある位です。あとは左側から空けていきます(左側に光学ドライブ)。
上の写真でわかると思いますが、CPUとGPUの排熱は一箇所からです。
案の定、ホコリが詰まってます。これじゃ排熱できませんね。この状態が続くと最悪壊れてしまいます。
この状態がベスト。これでしっかりと排熱されます。
CPU(左)とGPU(右)の熱伝導グリスが劣化していたので、新しい熱伝導グリスを塗りなおし。計3箇所。厚く塗らない事!
あとは戻して動作確認!
裏蓋を取り付ける時は、外す時とは逆からです。右側から裏蓋をはめていきます。
以前は、Windows ロゴが出てしばらくすると「シャーーー」とファンが高回転で周り耳障りでしが、クリーニング後は耳を近づけないと分からない位になりました。
負荷をかけてテストしてみましたが、キーボード周りの温度も低温。
お客様も「こんなに静かだったっけ!?」と満足されていました。
メイン作業より、クリーニングの方に時間がかかりましたよ・・・。
クリーニング前に準備するもの
- 精密ドライバ。通常の物で大丈夫でしょう。Macでない限り。
- ガムテープ。外したネジを貼り付けておく。PCと同じ用に外したネジを配置しておけば忘れる事はないです。
- めん棒。またはコンプレッサー。ノートパソコンの場合は、めん棒で細かく掃除。デストップパソコンの場合はコンプレッサーで豪快に。
- 熱伝導グリス。劣化している場合は塗りなおし。
- 根気
以上かな・・・多分。
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